Junko Fukutake Terrace

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コンセプト

合理的で寛容でボーダレスな出会いの場 自由で愉快なコミュニケーションを誘発する場 セレンディピティを生み出す場

「地域に根ざし、学内外の人々が親しみと誇りを持てるような大学」。それが岡山大学のあるべき姿のひとつです。Junko Fukutake Terraceは、まさにそれを象徴する建物となっています。雲のような柔らかい曲線の特徴的な屋根の下、不規則に配された無数の柱が立つ空間、木立の間を散策しているかのような建物にすることで、地域に開かれた大学であるという岡山大学のメッセージを新たに伝え、学生や教職員、地域の人々が集える施設。人々が気軽に関わりあえる交流の場として、また大学と地域を繋ぐ架け橋として重要な役割を担います。

場所は、津島キャンパス正門西側・農学部1号館南側に隣接し、建物にはカフェや、芝生広場や屋根下広場が造られています。

岡山大学 Junko Fukutake Terrace は、公益財団法人 福武教育文化振興財団 代表理事副理事長 福武純子様より御寄贈いただいた建物です。

設計は「SANAA(サナア)」
妹島和世氏(1956年,茨城県生まれ),西沢立衛氏(1966年,神奈川県生まれ)の建築家ユニットで,透明感あふれる新しい感覚の空間を追求。作品に「金沢21世紀美術館」(2004年),「海の駅なおしま」(2006年)などがあり,2004年にベネチア国際建築展金獅子賞,2010年に米プリツカー賞受賞。2012年開館のルーブル美術館分館の設計も担当。
福武純子 氏
「合理的で寛容でボーダレスな出会いの場」
「自由で愉快なコミュニケーションを誘発する場」
「セレンディピティを生み出す場」

これは、このプロジェクトの精神を表す三つの言葉です。
私は年齢・性別・職種・文化的背景を問わず、異なる価値観や考え方の人々が楽しく話し合うことは、とても大切なことだと思っています。そこからから新しい価値観や目標が生まれることがあるからです。
このプロジェクト自体が先生方と自由で愉快な、ボーダレスで寛容な異文化コミュニケーションを楽しんでいるうちに生まれたものです。
先生や学生、海外からのお客様、市民の方々など多くの人に新しいカフェテラスで自由で愉快なコミュニケーションを展開していただきたいと願っています。
そして、岡山大学がますます魅力的になりますように願っています。
妹島和世 氏
大学のキャンパスが学生や教職員の方だけではなく、地域の人々にとっても気軽に集まれる場所、居心地のよい場所になればいいなと思います。Junko Fukutake Terraceが、岡山大学が目指す”開かれたキャンパス”のきっかけになり、そこで行われる様々な活動を通じて、いろいろな可能性を見出すことのできる場であってほしいなと思います。
西沢立衛 氏
建物の開放感というものは、建物を利用しない人にとっても意味のあるものです。利用しなくても町の人が親しみを持ったり、誇りを持てるのは非常に重要なことで、町の公共物というものは、本来そうあるといいなと思います。
Junko Fukutake Terraceは、誰もが気軽に入れて、入らなくても中の活動が感じられる、学内外に開かれた場所になることを期待しています。